退職代行SARABAはさまざまなメディアに取り上げられるほど有名なサービスです。実際に調べてみると良い口コミ~悪い評判までありました。
しかし、当サイトはSARABAをおすすめしていません。
SARABAをおすすめしない理由
1. 違法の可能性がある
2024年11月25日に東京弁護士会は『退職代行サービスと弁護士法違反』という記事を出しました。それによると退職代行サービスには非弁行為が含まれる場合があるということです。
どういうことかと言うと、弁護士や労働組合以外の人が退職代行サービスを通して会社と交渉をすることは違法になるのです。
2. 辞められない可能性がある
弁護士や労働組合以外の退職代行サービスに依頼した場合、失敗して会社を辞められなかったというケースがあります。
依頼者の勤務先がその退職代行サービスに交渉をする権利が無いことを知っていて、交渉を拒否するためです。
そうなると依頼者のその後は悲惨なものとなります。
以上の理由から、当サイトでは「労働組合提携」となっていても運営元が一般企業(株式会社)の場合はおすすめしていません。
決してSARABAを悪く言うつもりはありませんし、むしろ世の中に必要な素晴らしいサービスを提供していると思います。
ただ、一部法律に適合しない可能性があることから、念のためおすすめしない方が良いという判断です。
「労働組合が運営」と書かれているが?
SARABAの公式サイトには「労働組合が運営する」と書かれています。

しかし特定商取引法のページを見ると販売事業者名として株式会社スムリエという表記があります。

これは実際の運営元が株式会社スムリエで労働組合に退職業務を斡旋している形となり、法的に問題のありそうな部分です。
交渉が必要な方におすすめのサービス
退職代行を利用する場合、9割のケースで交渉が必要と言われています。
そのため、退職日・有給の消化・残業代の支払いなど交渉を必要とする場合は以下の退職代行トリケシのような労働組合が運営するサービスに依頼した方が良いでしょう。
価格も19,800円と非常に魅力的です。
退職代行トリケシ

【 トリケシの強み 】
トリケシは最短即日でスピード退職ができることを売りにしているサービスです。
24時間いつでも・土日祝日も休まず対応しており、当日の朝でもOK!
業界最安級の19,800円という価格に加え、弁護士監修、労働組合運営で全額返金保証もあり、安心して任せられる代行業者です。
基本情報
会社名 | 日本労働産業ユニオン |
料金 | 一律19,800円(税込) |
受付時間 | 24時間365日 |
対応エリア | 全国 |
無料相談 | LINE |
支払い方法 | クレジットカード、モバイル決済、コンビニ決済、銀行振込、あと払い |
\ 最短即日でスピード退職できる/

SARABAはおすすめしていませんが、以下に体験談やサービスの特徴をまとめています。
退職代行SARABAの特徴
- 24時間365日対応可能
- 即日退職可能
- 全額返金保証付き
- 交渉・請求が可能
- 人材紹介会社と提携した無料の転職サポートあり
- 退職成功率ほぼ100%
- 料金は一律24,000円(税込)
退職代行SARABAは労働組合と提携する会社が運営する退職代行サービスです。未払いの給料の請求や有休消化・退職日の調整などの交渉ができます。
また24時間365日対応!朝4時に連絡をしても5分後に返信が来たという口コミもあるほど、退職代行SARABAは即レス対応を意識しています。すぐに不安な気持ちを取り除けます。
さらに人材紹介会社と提携した無料の転職サポートもあり、新しい道を一緒に作ってくれるでしょう。
退職に失敗したことはなく、依頼した全ての方が無事に退職できています。万が一退職できなかったとしても、全額返金保証を受けられるので安心して依頼できるでしょう。
LINE・メール・電話で相談できるので、自分がやりやすい方法を選べます。また退職までのやり取りや質問もこれらの方法で実施可能です。
退職代行SARABAの基本情報
会社名 | 株式会社スムリエ |
料金 | 24,000円(税込) ※追加料金なし ※相談回数・電話回数無制限 |
受付時間 | 電話・LINE・メールともに24時間365日対応 |
無料相談 | 24時間365日いつでも無料相談可 |
対応できる雇用形態 |
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他の代行業者との比較
SARABA | トリケシ | リーガルジャパン | |
料金 | 24,000円(税込) | 19,800円(税込) | 27,000円(税込) |
運営元 | △ 民間企業(労働組合提携) | ◎ 労働組合法人 | ◎ 労働組合法人 |
無料相談 | ◎ | ◎ | ◎ |
後払い | × | ◯ | × |
返金保証 | ◎ | ◎ | ◎ |
会社と交渉 | × | ◎ | ◎ |
実績 | ◎ 6,000件 | ◎ 2,500件以上 | △ 未公開 |
公式サイト | – | 公式 | 公式 |
退職代行SARABAは比較的価格が低いサービスと言えます。後払いはありませんが、この価格でこれだけのサービスが揃っていれば十分と言えます。
実績も6,000件以上あります。
SARABAを利用した体験談①(成功)
当サイトでは実際に退職代行サービスを利用して会社を退職した方の詳細な体験談を募集し、掲載しています。
ぜひ以下の体験談を読んでみて下さい。
どのような状況だったのか(背景)
新卒2社目で某メーカーの広報部に入ったのですが、そこでは部長が王様のように扱われており、仕事も経費の使い方も部長のやりたい放題でした。当然そんな職場の人間関係がいいはずもなく、誰もが部長の顔色を伺って、部長に気に入られるよう同僚同士で足を引っ張りあう毎日。
私自身も副部長にミスをなすりつけられたり、部長のいないところで嫌味を言われたりと不快な思いをすることが多かったため、「はやく辞めたい……」と思う日々でした。
ある日、広報部で唯一親切にしてくれた先輩が3か月後に退職することを知らされました。ところが、先輩の退職が周知された日から、部長をはじめとする広報部の社員の態度が一変。先輩が会議で発言すると全員が静まり返ったり、部長もフロアに響き渡る声で先輩を𠮟りつけたりと、いじめのようなことが始まったのです。
「きちんと手順を踏んで辞めたら、私も先輩と同じ目に遭うのではないか」と思った私は、退職代行サービスを使って即日退職することを決意しました。
もともと退職代行サービスの存在は知っていましたが、詳しく調べたことはありませんでした。ネットで価格やサービス内容を比較し、当時最も価格が安かった「SARABA」を選択。3連休の最終日、サービスの利用を申し込みました。
サービスの実際の流れ
まずは公式サイトから、SARABAのLINEアカウントを友だち追加。メッセージで「明日会社を辞めたいのですが可能でしょうか?」と問い合わせると、「可能です」といった文章とともに、サービス利用料の振込先が送られてきました。
銀行振込かクレジットカード決済が選べたので、私は銀行振込を選択してすぐに振り込みました。
振り込んだ旨を連絡をすると、ほどなくして確認完了の返信が。続けて、「退職手続きのために必要な情報を送ってください」とのことで必要項目がLINEで送られてきます。
項目に沿って氏名、生年月日、住所、電話番号、会社名、所属部署、有給の有無、退職理由、会社に借りているもの&返却してほしいものの有無や内容などを記入してLINEを送りました。
SARABA側で内容の確認が終わると、退職届、要望書、労働組合加入届のテンプレートがまたLINEで送られてきたので、コンビニでプリントアウトして必要事項を記入して会社宛てに郵送し、手続きが完了しました。
20代前半の私にとって安い出費ではありませんでしたが、「これで明日から会社に行かなくて済む」と思うと心に羽が生えたようでした。辞めたいと思ったその時に退職できるのは、退職代行サービスの強みだと思います。
翌日、ドキドキしながら出社時間を迎えましたが、無事に退職手続きが完了したようで、会社から私に直接連絡が来ることはありませんでした。残っていた有給も無事消化できて、その他諸々の手続きもすべてSARABAが行ってくれたので、私は会社と一切接触することなく退職できました。
サービスを利用した感想
余談ですが、私が退職した日のことを同期に聞いたところ、朝イチで総務部から広報部宛てに電話がかかってきて「◯◯さん(私)が退職しました」と伝えられたそうです。広報部はどよめいていたようですが、悪意を向けられることなく退職できたので本当によかったです。
サービスを利用してから数年経ちますが、今でも退職代行を利用してよかったと思うし、価値のあるサービスだと思っています。あのまま辞めることを言い出せなかったり、先輩のように退職を申告してからいじめられていたり……と思うとゾッとします。精神が疲弊する前に退職代行という選択ができてよかったです。
誠実な辞め方ではないかもしれませんが、そもそも会社が誠実に向き合ってくれていなかったのだからお互い様です。「辞めたいけど辞めづらい」「辞めないように圧力をかけられている」と話す友人には迷わず退職代行の利用を勧めています。
SARABAを利用した体験談②(失敗)
こちらはSARABAを利用して退職に失敗した方の体験談です。
どのような状況だったのか
私は某自動車部品メーカーの工場で働いていました。退職しようと思ったきっかけは、新規製品の生産ライン立ち上げプロジェクトに関わっていた際に一緒に作業していた上司とどうしても合わず、精神的に追い詰められてしまったことでした。
その結果、うつ病を発症し、会社に行けなくなってしまいました。徐々に出勤しなくなり、最終的には仕事を続けることができず、退職を決意しました。
しかし、実際に会社を辞める手続きは簡単ではありませんでした。出勤せずに退職する方法を調べていると、「退職代行サービス」という便利なツールを見つけました。
料金は確か2万4千円ほどで、LINEで担当者とやり取りするだけで退職の手続きを代行してくれるとのこと。必要書類として退職届や社員証を郵送するだけで済むと聞き、「これでやっと解放される」と安堵しました。
SARABAを利用してみた
ところが、想定外の出来事が起きました。会社から直接自宅に電話がかかってきたのです。何事かと思い対応すると、どうやら退職届を自分で手書きしてしまったことが原因で、会社側が確認したかったようでした。
結局、面倒になってしまい、自分で会社に赴いて退職手続きをする羽目になったのです。私が電話に出たのがいけなかったのかもしれませんが、退職代行は失敗したことになります。
サービスを利用した感想
なんにせよ会社を辞めることはできました。ただ、今考えると「会社から電話がかかってきても絶対に出ないように」と事前に言って頂けていたら退職代行サービスを100%有意義に利用することができたのかなと思います。
もう何年も前のことなのでこの点はきっと改善していると思います。
現在は非正規労働者として働いていますが、正社員時代に比べてストレスは大幅に減り、生活の質が向上しました。
将来的には再び正社員として安定した働き方を目指したいと思っていますが、今はまず心身の健康を第一に考え、無理なく働ける環境を選ぶことが何より大切だと実感しています。
SARABAが向いている人
- すぐにでも退職したい方
- LINEやメールで簡単に退職したい方
- 安価な退職代行を利用したい方
- 実績が豊富なところに依頼したい方
- 退職後の転職サポートを受けたい方
SARABAの最大のメリットは、どこにも負けないスピーディーな対応力です。相談してすぐにでも退職したい方に向いているかもしれmせん。
24時間いつ相談しても即レスで対応し、本格的に依頼となれば退職手続きを進めます。利用者の精神的な負担も和らぐでしょう。
また退職後の転職サポートも受けられます。無事に退職したはいいけれど、なかなか転職がうまく進まないということもあるでしょう。SARABAは利用者が転職できるように、人材紹介会社と提携をしてさまざまな角度からサポートしてもらえます。
まとめ
サービス自体は良いので非弁行為について特に気にならないという方は依頼してもいいかもしれません。