こちらに掲載するのは退職代行モームリを利用してデイサービスを退職した方のリアルな体験談です。
当サイトに寄稿して頂きました。
どのような状況だったのか(背景)
令和5年1月末、約およそ3年間働いた障害福祉施設を人間関係による心身の不調を理由に退職しました。
その後は、無理のない範囲でアルバイトをしながら療養生活を続け、令和6年7月、デイサービスへ中途採用で再就職いたしました。
前職を辞めた理由にも関係しますが、私はもともと陰口や悪口に敏感で、「自分も言われているのでは」と思い詰めやすい性格でした。
デイサービスの職場は女性が多く、50代の女性上司を中心に陰口が飛び交う環境でした。
仕事に不慣れな私は「次は自分かもしれない」と不安を抱えながら働いていましたが、実際に陰口を聞こえるように言われたり、無視されるような態度を取られるようになり、徐々に自信を失っていきました。
翌年令和7年の4月始めにストレスが臨界点を超え、通勤中の駅構内で体が動かなくなり、会社を急遽お休みしました。
私は普段からYouTubeを観ることが趣味で、ふとした時に、以前視聴した「退職代行モームリ」の紹介動画を思い出しました。
その日の内にネットで検索をかけてサービス内容を調べてみると、法的な部分についても不安がありましたが、「弁護士監修」の記載を見つけて、少し安心することができました。
その上で相談してみようと思い、サイトからLINEで友達登録をすることにしました。
サービスの実際の流れ
分かりやすく時系列で記載いたします。
<水曜日>
・体が動かず、急遽会社を休む
・退職代行モームリを検索し、公式サイトからLINEへ飛び、友達登録
<木曜日>
・定休日
・悩んだ末、退職を決意
・ヒアリングシートに記入し、クレジットで支払い手続き
ヒアリングシートはLINEにて友達登録したのち、退職代行の即時依頼をすると、すぐにGoogleドキュメントのリンクが送られてくるので、それに入力しました。
入力内容は主に下記の内容を入力しました。
- どこでサービスを知ったか
- 個人情報
- 勤務先の基本情報(会社名、職種、雇用形態)
- 退職理由
- 残っている有給数、貸与物の有無
- 退職後必要書類(離職票、源泉徴収票、健康保険資格喪失証明書)の希望
他にも、40項目ほどの質問に答えました。
ヒアリングシートを送信した後、記入事項の確認とLINEで追加の質問が届き、それに回答しながら内容のすり合わせを行いました。


その後、クレジットカードによるネット決済を行い、決済完了の明細書をスクリーンショットでLINEに送信。
当日中の対応を希望していたため、迅速に手続きを進めていただき、その日のうちに会社への退職手続きを完了することが出来ました。
サービスを利用した感想
不安だったことの一つに、「会社と揉めないか」「連絡が掛かってきて説明を求められないか」という点がありました。
しかし、モームリの担当の方からは「万が一会社から連絡があっても、仮に会社の方が家に来られた場合も、絶対に連絡を取らないようにお願いします」と言っていただき、その一言にとても安心しました。
当日中に電話にて会社へと連絡を入れてくださり、すぐに退職の方向で話が進みました。
翌日以降出勤は不要で、合わせて退職届の提出方法や、貨与物の返却方法など、退職するまでに必要な手続きを全て丁寧に教えて下さり、結果として、特にトラブルもなく、スムーズにサービスを完了することができました。

本来であれば、自分の退職の意思をしっかりと会社に伝え、正式な手続きを踏んで辞めるのが一番だと私は思っています。
結果的にそうできなかったことに対して、「無責任だったかもしれない」と申し訳なさを感じています。
ただもし、今これを読んでいる方が、当時の私のように精神的に追い詰められていて、どうしても会社に自分の気持ちを伝えることができず、身動きが取れなくなっているなら。
そんな時は、自分の心と体を守ることを最優先にして、退職代行という手段を取ることも一つの選択肢だと思います。
モームリのサービスは、弁護士監修のもとで運営されており、私は安心して利用できました。
人生はまだまだ長いし、今の職場だけが全てではないので、限界を迎える前にこう言う手段がある事も知っていただけたらなと思います。
モームリはおすすめしない
ここからは当サイトの考えです。当サイトでは以下の理由からモームリをおすすめしていません。
1. 違法の可能性がある
2024年11月25日に東京弁護士会は『退職代行サービスと弁護士法違反』という記事を出しました。それによると退職代行サービスには非弁行為が含まれる場合があるということです。
どういうことかと言うと、弁護士や労働組合以外の人が退職代行サービスを通して会社と交渉をすることは違法になるのです。
2. 辞められない可能性がある
弁護士や労働組合以外の退職代行サービスに依頼した場合、失敗して会社を辞められなかったというケースがあります。
依頼者の勤務先がその退職代行サービスに交渉をする権利が無いことを知っていて、交渉を拒否するためです。
そうなると依頼者のその後は悲惨なものとなります。
以上の理由から当サイトでは一般企業(株式会社)が提供するサービスはおすすめしていません。
決してモームリのサービスを悪く言う意図はありませんが、念のためおすすめしない方が良いという判断です。