こちらに掲載するのは退職代行ガーディアンを利用して会社を退職した方のリアルな体験談です。
当サイトに寄稿して頂きました。
退職時の状況
僕は以前、SES(システムエンジニアリングサービス)企業に正社員として勤めていました。
ある日突然、とあるプロジェクトへのアサインが決まりました。ところがそこは、いわゆる「炎上案件」でした。
僕が配属された時点で、すでにプロジェクトは半年以上の遅延が発生しており、開発現場は完全に混乱状態。進行を取り戻すために手法が二転三転し、スケジュールも何度も組み直されるものの、現場の疲弊は増す一方でした。
残業や休日出勤は当たり前になり、空気もどんどん殺伐としていき、ミーティング中には暴言が飛び交うほど。毎日が“気力だけで立っている”ような日々でした。
自社の営業担当に「この現場は限界なので変えてほしい」と相談してみたのですが、返ってきたのは「今抜けるとクライアントとの関係が悪くなるから難しい」との返答。
あの時の絶望感は、今でもはっきりと覚えています。
退職代行を使おうと思ったきっかけ
その数日後、朝起き上がろうとしても、まったく体が動きませんでした。焦りや罪悪感、逃げたい気持ち、全部が頭の中でぐるぐるしていました。
その時ふと思い出したのが、ネットで何度か見かけた「退職代行サービス」の存在でした。はじめは「本当に使っていいのかな…」と葛藤しました。
でも、もう誰にも相談できず、体も心もボロボロだった僕にとって、それは唯一“出口”になり得る方法でした。
退職代行ガーディアンを選んだ理由
退職代行にはいくつか種類がありますが、僕が選んだのは法人の労働組合が運営している【退職代行ガーディアン】というサービスです。

一般的な業者だと「退職の意思は伝えてくれるけど、会社との交渉はできない」ケースもあります。
一方、労働組合であれば、会社と直接交渉することが法的に認められているため、有給の調整や貸与物の返却方法など、細かい部分まで安心して任せられると思いました。
料金も良心的で、返信も非常に丁寧だったため、最終的に「ここなら大丈夫だ」と信じることができました。
申し込み時のやり取り
申し込みはとてもスムーズでした。公式サイトからLINEのアカウントを追加すると、すぐに丁寧な案内が届きました。
テンプレート的な対応ではなく、ちゃんと一人ひとりに向き合ってくれる文面に安心感を覚えたのを覚えています。
やり取りはすべてLINE上で完結。
以下のような内容を順にヒアリングされました:
- 氏名、生年月日、連絡先などの基本情報
- 勤務先の情報(会社名、部署、上司の名前)
- 退職希望日
- 会社に伝えてほしい要望(「電話を控えてほしい」「有給を使いたい」など)
僕は、「PCやIDカードは直接会社に行かずに返却したい」など細かい点も相談しましたが、「郵送で大丈夫です。対応方法はこちらから会社に伝えます」と即答してくれました。
また、退職理由に悩んでいると伝えたところ、「“体調不良”や“一身上の都合”で問題ありません。会社に詳しく言う必要はありませんよ」とアドバイスをもらい、かなり気持ちが楽になりました。
退職代行サービスの流れ
ヒアリングが終わったら、指定された方法で費用を支払い(僕の場合は2万5千円ほど)、正式に手続きがスタート。
以降は一切会社と連絡を取ることなく、すべて退職代行の担当者が窓口となって動いてくれました。
会社側からの連絡も一切なく、ストレスもなく、気づけば「もう終わったんだ」と感じるくらい自然に退職できていました。
退職後に感じたこと
退職から数日経って、やっと「普通の生活」を取り戻した気がしました。夜もちゃんと眠れるようになり、頭痛や胃痛もなくなり、食欲も戻ってきました。
当時は「辞めるのは逃げだ」と思い込んでいましたが、今は違います。あのまま続けていたら、本当に自分が壊れていたと思います。
退職代行を使ったことで、「誰かに頼っていいんだ」「逃げることは守ることでもある」と実感できました。
これから退職代行を考えている人へ
「辞めたいのに言えない」「相談しても取り合ってもらえない」「毎朝がつらい」、そんな状況にある方には、退職代行は本当に頼れる手段です。
特に労働組合法人のサービスであれば、法律面でもしっかりしていて安心できます。自分の未来を守るためにも、選択肢のひとつとして持っておいて損はないと思います。
あなたの人生は、あなたのものです。その一歩を踏み出す勇気が、きっと大きな変化につながるはずです。
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